注目!2025年12月13日のトレンドキーワード

日本郵便
2025/12/13 16:40
日本郵便が、昨年11月に施行された「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」(通称:フリーランス法)に違反し、フリーランスへの業務委託において取引条件の明示を怠っていた疑いが浮上しました。社内での内部調査により、本社と支社を合わせて223人のフリーランスに対して380件もの不備が判明。特に研修の外部講師などに対し、業務内容や報酬額、支払期日といった重要事項が書面やメールではっきり示されていなかったとされています。 日本郵便は、この問題の原因を社内マニュアルの記載が分かりづらかったためと説明しており、来年2月にはマニュアルを改定する方針を示しています。また、この件は公正取引委員会にも連絡済みです。現在の調査は本社と支社に限定されており、今後、全国の郵便局も含めて調査が進めば、不備の件数はさらに膨らむ可能性があります。近年不祥事が相次ぐ日本郵便にとって、企業の法令順守体制の徹底が改めて重要な課題となっています。
五條 市役所
2025/12/13 16:30
奈良県五條市役所の20代職員Aさんが、採用からわずか半年あまりで分限免職処分(事実上の解雇)を通知されたことが話題になっています。Aさんは今年4月に条件付き採用され、産業観光課で業務にあたっていましたが、仕事に慣れず申請書類のミスなどを指摘されるようになりました。Aさんは「仕事が遅い」と烙印を押された後、上司や人事課に信用されなくなり、身に覚えのないクレームやデスクへの嫌がらせの張り紙、試用期間延長の言い触らしなどを受けたと主張。自身を「追い出そうとしている」と感じていたと語り、処分は不当だと訴えています。近年、「公務員は安泰」というイメージが崩れ、能力不足を理由とした分限免職が増加傾向にあり、「公務員でもクビになる時代」として社会的な関心を集めています。過去には分限免職処分が取り消された判決もあり、今回の五條市役所のケースも、処分の妥当性が問われる形となっています。
世界ブレイキン
2025/12/13 16:00
福岡県久留米市でダンススポーツ「ブレイキン」の世界選手権が開幕し、日本で初めて世界ダンススポーツ連盟(WDSF)公認の大会が開催されることで大きな注目を集めています。約40カ国・地域から180人以上のトップブレイカーがエントリーし、パリ五輪出場経験のあるShigekix(半井重幸選手)をはじめ、前年王者のISSHIN(樋口一心選手)、女子のAYUMI(福島あゆみ選手)、AYANE(半井彩弥選手)ら日本の精鋭も出場。選手たちは重低音の音楽に合わせて、軽快なステップやブレイクダンス特有のパワームーブを披露し、観客を熱狂させています。地元メディアも「世界ブレイキンWEEK」として特別番組を組むなど、大会の盛り上がりを後押ししており、日本ブレイキン界のさらなる発展に期待が寄せられています。