#カスハラ美浜町が住民をカスハラで提訴へ。異例の400万円請求
愛知県美浜町が、住民の60代男性をカスタマーハラスメント(カスハラ)被害で提訴する方針を固め、400万円の損害賠償を求める議案が町議会で全会一致で可決されました。この男性は2021年以降、自宅の蔵の耐震化や土地の境界を巡るトラブルをきっかけに、文書や電話でそれぞれ400回以上、役場のほぼ全部署に対し、誹謗中傷や「お前たちは嘘つきだ」といった暴言を浴びせ続けたとされています。今年4月以降だけでも約800件の暴言が確認され、過度な情報開示請求や1時間以上の電話対応を強いるなど、職員の業務に甚大な支障を来しました。町は、職員が男性の対応に費やした時間に対する給与相当額を損害賠償として算出し、今回の提訴に至ったと説明しています。自治体が住民をカスハラで提訴するのは極めて異例のケースであり、町は今後も男性にカスハラ行為をやめるよう働きかけた上で、改善が見られない場合に訴訟手続きを進める方針です。
話題の理由
自治体が住民を提訴するという異例の事態であるため、社会全体でカスハラ問題への関心が高まっているからです。これまで表面化しにくかった公的機関におけるカスハラの深刻な実態が明らかになり、職員の業務に甚大な支障が生じている状況が浮き彫りになりました。この事例が、カスハラ問題の根深さや適切な対処法の必要性を強く認識させるきっかけとなり、大きな話題となっています。