サウジアラビアのイスラム教聖地メッカで、世界中から信徒が集まる大巡礼(ハッジ)が5月26日に最高潮を迎えました。預言者ムハンマドが最後の説教をしたとされるアラファト山で、150万人以上、一部報道では約170万人の巡礼者が祈りを捧げました。ハッジはイスラム教徒が財力や体力があれば一生に一度は果たすべきとされる「五行」の一つで、世界最大の宗教行事の一つです。しかし、米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が不透明な中、中東情勢が緊迫している背景もあります。特にイランからの参加者は、当初見込みの8万6千人に対して約3万人に留まり、「戦時状況」が原因と報じられています。2024年には猛暑で多数の死者が出ましたが、今回は大規模な巡礼が無事に執り行われました。