夏の高校野球シーズンが開幕する中、男子野球部に所属する女子選手の存在とその抱える課題が注目されています。競技人口が増加傾向にある女子野球ですが、男子チームに所属する女子選手は少数派で、不登校克服や仲間との絆といった様々な理由で男子部を選んでいます。しかし、日本高野連の規定により公式戦には出場できず、加えて練習環境における「トイレ問題」や「着替え問題」といった深刻な実情が報じられました。女子部員は練習中に女子トイレがないために我慢したり、男子部室が使えないため他部の部室や遠征先ではトイレで着替えるなど、不便を強いられています。保護者からは「もう少し配慮があれば」と環境改善を求める声が上がっており、日本高野連が練習補助やボールパーソン参加を認めるなど、活動の後押しはしているものの、ジェンダーに配慮した環境整備はまだ追いついていない現状が浮き彫りになっています。