ハンガリーのオルバン首相は、欧州連合(EU)は「崩壊に向かっている」との見解を示し、ハンガリーがユーロを導入すべきではないと発言しました。首相は、ハンガリーは自国の運命をこれ以上EUと深く結びつけるべきではなく、ユーロ導入は「最も強い結びつき」を意味すると主張。この発言の背景には、EUがハンガリーの法の支配を巡る改革への懸念から、同国への資金拠出を一部停止しているという状況があります。オルバン首相は2010年から政権を率いており、近年EUに対する批判を強めています。また、ハンガリー中央銀行の主要政策金利が現行6.5%と「実現可能な水準よりも高い」との認識も示し、政府が望むよりも利下げのペースが遅れる可能性にも言及しました。現時点ではハンガリーはユーロ導入の条件を満たしていません。