#保護司大津保護司殺害、無期懲役求刑。責任能力の行方注目
滋賀県大津市で2024年5月に発生した保護司殺害事件の裁判員裁判において、2月24日、検察側が被告の飯塚紘平に対し無期懲役を求刑しました。飯塚被告は、担当保護司の新庄博志さんを面談中にナイフと斧で殺害したとして殺人などの罪に問われています。裁判では、飯塚被告の刑事責任能力が最大の争点となっており、被告は初公判で「守護神様の声に従った」と起訴内容を認めました。弁護側は、犯行時に心神耗弱状態であったとして無罪や刑の減軽を主張。一方、検察側は、仕事が長続きせず自暴自棄になった被告が、保護観察制度に打撃を与え政府に報復する目的で計画的に犯行に及んだと指摘しています。遺族からは、亡くなった新庄さんが「優しくて頑張り屋さんだった」と涙ながらに訴えがあり、被告に対し重い処罰を求めました。判決は3月2日に言い渡される予定で、その動機や刑事責任能力の有無について社会的な関心が高まっています。
話題の理由
保護司という、犯罪者の社会復帰支援を担う人が、その対象者によって殺害されたという異例の事件であるため、社会に大きな衝撃を与えました。被告が「守護神様の声に従った」と供述し、刑事責任能力が争点となっている点が、司法判断の行方に対する関心を高めています。また、被告が保護観察制度や国への不満を動機として語っていることから、再犯防止策や保護司の安全確保といった社会制度全体への課題提起としても注目を集めているのです。検察側が無期懲役を求刑したことで、事件の重大性が改めて認識され、結審が近いことも話題性を強めています。