88歳の大ベテラン俳優・山本學さんが、テレビ番組「徹子の部屋」に出演し、3年前に「軽度認知障害」(認知症の一歩手前)と診断されていたことを公表しました。山本さんは「幻視」の症状をきっかけに受診したと語り、専門医のアドバイスに基づき、運動によるリハビリを継続。その結果、症状の進行を遅らせる効果を実感していると明かしました。番組では、同時期に亡くなった弟で俳優の山本圭さんへの深い思いや、約18年前に他界した妻との思い出なども語られ、その力強い生き方や家族への愛情が視聴者の感動を呼びました。高齢化社会において、認知症は多くの人々が関心を持つテーマであり、著名人が自身の経験を語ることで、病気への理解促進や早期対応の重要性が改めて注目されています。