タレントの小島瑠璃子さんの亡き夫が創業した、サウナ・温浴施設向けDX事業を手掛ける「Habitat株式会社」が、2024年11月28日付で東京地裁より破産開始決定を受けました。同社は2020年10月に設立され、サウナ施設の予約管理や顧客データ一元管理システムなどを開発・販売していましたが、販売不振や収益モデルの確立難航により資金繰りが逼迫。2023年9月期には約1億4000万円の赤字を計上し、約650万円の債務超過に陥っていました。 今年2月に創業者の夫が急逝した後、小島瑠璃子さんが4月に代表取締役に就任しましたが、税金滞納による法人口座の差し押さえなど、手の施しようがない状況であったため、会社をたたむ決断を下しました。 一方で、小島さんはこの破産処理を進める中で、今年9月には自身の新たな活動拠点となる「株式会社USAGI」を設立。芸能活動の再開に加え、衣料品、化粧品、食料品の企画・製造・販売など多角的なビジネス展開を目指して再始動しています。「子供の人生だけは輝かしいものになってほしい」という思いから、自身も輝くことを決意し、中国語や中国茶の知識を活かした事業にも意欲を見せています。