静岡県伊豆の国市にある順天堂大学医学部附属静岡病院で、勾留中だった54歳の男性被告が病院から逃走する事件が発生しました。この男性は傷害罪などで起訴されており、病院の7階個室に入院していました。5日未明、窓を全開できないように取り付けられていたストッパーが外され、そこから逃走したとみられています。警察は緊急で捜査にあたり、同日中に静岡県三島市内で男性の身柄を確保しました。勾留中の被告が、警察官の監視下にもかかわらず病院の窓から脱走したという事態は、社会に大きな衝撃を与え、病院内での管理体制や警察の監視体制の在り方について、改めて議論を呼ぶことになりました。