宝塚歌劇団は、劇団員の自死から2年が経過し、組織改革を進めていますが、その中で複数の問題が表面化しています。一つは、劇団が長年依存してきた「私設ファンクラブ(FC)の闇」です。FCは生徒の送迎や家事手伝いまで行い、チケット販売においては、FC会員に「チケットノルマ」を課す実態が報じられました。劇団はチケットの申し込み方法を変更しましたが、依然としてノルマが続いているとの証拠メールも存在し、12万円分の高額カレンダー取引も指摘されています。もう一つは、宙組公演「BAYSIDE STAR」で、戦意高揚歌として知られる「海ゆかば」が使用された問題です。劇団は「神戸の街の歴史を振り返るための演出で、戦争肯定の意図はない」と説明しましたが、SNSでの批判を受け、9月24日から歌唱を取りやめ、今後の公演では楽曲を差し替えることを発表しました。これらの問題は、劇団のガバナンスや歴史認識に対する社会的な関心を高めています。