2025年9月21日未明、北海道で初となる線状降水帯が釧路や十勝地方を中心に観測され、広範囲に甚大な影響をもたらしました。これは道東沖の海水温が平年より5度も高い状況で、発達した低気圧が大量の水蒸気を吸い上げた結果とされています。この記録的な大雨により、各地の住宅街では冠水が発生し、新ひだか町では2歳の男の子が軽傷を負うなど、人的被害も確認されました。交通機関にも大きな影響が出ており、JR北海道は特急「おおぞら」を含む計54本の列車運休を決定しました。専門家は、海水温の上昇が続く中で、今後も北海道内で線状降水帯が発生する恐れがあるとして、警戒を呼びかけています。