パレスチナ自治区ガザ地区では、イスラエルとイスラム組織ハマスの長期にわたる衝突により、深刻な人道危機が進行しています。イスラエル軍による陸路での物資搬入が制限された結果、約90万人が飢餓状態に陥り、子どもたちの栄養失調が急速に拡大。衝突開始以降、飢えや栄養失調で亡くなった子どもは100人に達しました。
支援物資はヨルダン軍などによる空中投下も行われていますが、200万人以上の住民に必要な1日2000トンに対し、わずか8トン程度と、全く追いついていません。さらに、投下された物資が直撃し死傷者が出る悲劇も発生。支援を求める市民への発砲も報告されています。
ユニセフはガザが飢きんの深刻なリスクに直面しているとし、民間人や子どもたちの保護、そしてより大量の支援物資の搬入を国際社会に強く求めています。上空から見たガザは、建物がぺしゃんこに崩れ落ち、瓦礫と化した荒涼たる光景が広がっており、事態の打開が急務となっています。イスラエル国内でも、ガザ市制圧計画に抗議する大規模デモが行われるなど、国際的な非難と懸念が強まっています。