第34回全国高等学校漫画選手権大会(まんが甲子園)において、最優秀賞に選ばれた作品が失格となり、「該当なし」となる異例の事態が発生しました。受賞作発表後、インターネット上で既存の作品との類似性が指摘され、大会規定に抵触すると判断されたためです。大会規定では、第三者の権利を侵害しないことや、オリジナル未発表作品であることが求められています。主催者は類似性を認め、失格を決定しましたが、同時にSNS上での誹謗中傷は控えるよう呼びかけました。この問題に対し、知的財産権の専門家からは、著作権侵害の判断基準や、「見た目が似ているだけ」では直ちに侵害とはならない可能性があるといった見解も示されています。関係者からは、高校生たちの心情を慮る声や、ネット・AI時代に対応した審査・チェック体制の改善を求める声が上がっており、大会運営における新たな課題が浮き彫りになっています。