袴田巌さんの再審無罪判決から1年が経過し、この節目に静岡市で再審制度の早期見直しを求める集会が開催されました。袴田さんの姉であるひで子さん(92)は、「巌だけが助かればいいわけじゃない。法改正を実現していただきたい」と強く訴えました。長期間の死刑の恐怖にさらされた袴田さんは意思疎通が難しい状況ですが、無罪判決によって表情が穏やかになったとひで子さんは語っています。弁護団は、来月9日に国と県に対し損害賠償を求める訴えを起こす方針です。また、この事件と再審法の問題点に焦点を当てたテレビ静岡のドキュメンタリー番組「58年 無罪の先に―袴田事件と再審法―」が中部テレビ大賞を受賞するなど、再審制度への社会的な関心が高まっています。