最近の外国為替市場では、円が対ドルで下落幅を拡大し、一時152円台半ば、欧州市場では153円台後半まで上昇しました。この円安の背景には、米連邦公開市場委員会(FOMC)が予想通り利下げを決定しつつも、パウエル議長が今後の利下げに慎重な姿勢を示したことで、ドル買いが優勢になったことがあります。また、日本銀行が金利を据え置くなど、日米の金融政策に「温度差」があることが円売り地合いを継続させています。一時的に米中首脳会談を巡る不確実性から為替市場が不安定な動きを見せましたが、全体としては日米の金利差を意識した円安・ドル高の傾向が強まっています。