米国ではしかの感染が過去33年で最多となり、その症例数は約1300件に達しました。2000年に一度は根絶が宣言されたはしかですが、現在の状況により「根絶状態」がほぼ失われつつあります。感染者の9割以上がワクチン未接種または接種状況不明であり、反ワクチン感情の高まりや、特定の宗教コミュニティにおける低い接種率が感染拡大の大きな要因と指摘されています。特にテキサス州で感染が深刻です。少なくとも3人が死亡し、155人が入院するなど、公衆衛生上の深刻な懸念が広がっています。この流行は米国だけでなく、イギリスやカナダ、日本でも感染が確認されており、世界的な対策の重要性が高まっています。一方で、はしかワクチンの接種回数は増加傾向にあります。