2025年7月5日に東京・国立競技場で行われた陸上・日本選手権兼世界選手権東京大会代表選考会の男子100メートル決勝で、日本人初の9秒台スプリンターである桐生祥秀選手(日本生命)が10秒23で優勝し、2020年以来5年ぶり3度目の日本一に輝きました。今大会の男子100メートルは波乱含みで、有力候補だった柳田大輝選手がフライングで失格、世界陸上ファイナリストのサニブラウン・ハキーム選手が予選敗退、日本記録保持者の山縣亮太選手も準決勝で姿を消す中、ベテランの桐生選手が意地を見せました。優勝直後のインタビューでは、桐生選手が感極まって涙を流し、支えてくれた周囲やファンへの感謝を語る感動的な場面もありました。2位には大上直起選手(青森県庁)が10秒27で入り、3位は関口裕太選手(早大)でした。