世界最大級の治水施設「首都圏外郭放水路」(埼玉県春日部市)が、人気ゲーム「マインクラフト」で忠実に再現され、話題を集めています。「地下神殿」と呼ばれる巨大な調圧水槽や全長約6.3kmの地下トンネルなど、実際の設計図と同じ縮尺で精巧に作られています。プレイヤーはゲーム内で自由に施設を探検し、市街地に雨を降らせて水位を上昇させたり、水門を開けて地下に水を導いたり、ポンプを起動して排水したりといった治水作業を体験できます。また、排水後に残った土砂をブルドーザーで清掃する作業もシミュレーション可能です。
この取り組みは、国の防災インフラを観光資源として活用するプロジェクトの一環で、国土交通省江戸川河川事務所が実施。ゲームを通じて楽しく治水の仕組みを学び、防災意識を高めることを目的としています。データは誰でも無料でダウンロード可能で、今後は小中学校向けの防災教材としての展開も期待されています。遊びながら重要な社会インフラの役割を理解できるユニークな試みとして注目されています。