ウクライナ軍のシルスキー総司令官が、ロシア軍が今春から夏にかけてウクライナ東部などで計画していた大規模な攻勢が、事実上阻止され失敗に終わったとの見解を明らかにしました。総司令官は、ロシア軍が約71万2000人の兵士を投入し、前線が約1250キロにわたること、またウクライナ軍の2倍の砲弾を使用していたにも関わらず、東部ドネツク州の要衝ポクロウシクの制圧などの目標を達成できなかったと強調しています。さらに、ロシア軍が小規模部隊による「千の切り傷」戦術に移行しているものの、ウクライナ軍はこれを「多くを封じ込めている」と述べました。一方、ウクライナ軍もロシア国内の石油関連施設や軍需産業施設へのドローン攻撃を積極的に行い、ロシアに深刻なガソリン不足などの影響を与えていると指摘しています。