東日本大震災で行方不明となっていた岩手県山田町の山根捺星(なつせ)さん(当時6歳)の遺骨が、震災発生から14年7カ月を経て特定されたというニュースが報じられました。宮城県警によると、2023年2月に同県南三陸町の建設会社が事務所で収集物の分別作業中に下あごの骨の一部や数本の歯を発見。その後、DNA型鑑定や歯の解析などにより、山根捺星さんのものと判明しました。山根さんは震災当時、祖母と自宅にいた際に津波に巻き込まれ、行方不明になっていました。遺骨は今後、ご家族のもとに引き渡される予定です。この身元特定により、警察庁発表の東日本大震災の行方不明者数は2520人から2519人となります。長年の捜索と待望の末の判明は、遺族にとって大きな節目であり、社会全体にとっても震災の記憶を改めて呼び起こす重要な出来事です。