鹿児島県・トカラ列島近海では、6月21日以降、震度1以上の地震が2200回以上発生しており、最大で震度6弱も観測され、島民の一部が一時避難を余儀なくされました。この度、文部科学省は8月1日、一連の群発地震の原因解明に向けた調査研究に対し、科学研究費助成事業から約1800万円を助成すると発表しました。調査は鹿児島大学の八木原寛准教授を研究代表者とし、東京大学や九州大学など計8機関が参加します。現地は離島が多く観測が手薄だったため、陸上や海底に臨時の地震計を増設して震源特定精度を向上させるほか、人工衛星データによる地殻変動分析、火山のマグマ活動との関係調査、さらに島民への聞き取り調査による心理的・社会的影響の考察なども行われます。