#エボラ出血熱コンゴ民主共和国でエボラ出血熱再燃、WHOが緊急対応へ
アフリカ中部のコンゴ民主共和国で、致死率の高いエボラ出血熱の新たな感染拡大が報告されました。中部のカサイ地域を中心に28人の感染疑い例があり、うち15人が死亡しています。特に懸念されるのは、8月に発熱や吐血の症状で入院・死亡した女性の治療にあたった複数の医療従事者にも感染が確認された点です。検出されたウイルスは致死率が高いとされる「ザイール株」で、感染が継続しているため、今後も拡大する可能性が高いとWHOは警鐘を鳴らしています。
これを受け、世界保健機関(WHO)は感染拡大を防ぐため、緊急の対応チームを現地に派遣。医療物資や検査機器の輸送も進められています。しかし、感染確認区域は州都から車で1日かかるなど交通状況が劣悪なため、対応に時間がかかる可能性も指摘されています。コンゴ民主共和国では、2018年から2020年にかけてもエボラ出血熱が大規模に流行し、2000人以上が死亡する事態となっており、国際的に懸念される公衆衛生上の問題となっています。国内ではエムポックスやコレラなどの感染症対策にも支障が出ている状況で、今回のエボラ出血熱への対応が重要視されています。
話題の理由
エボラ出血熱は、一度流行すると致死率が非常に高く、社会に大きな不安をもたらす感染症であるため、国際的な公衆衛生上の重大な関心事となります。今回のコンゴ民主共和国での再流行は、WHOが緊急対応に乗り出すほどの深刻な事態であり、過去にも2000人以上が死亡する大規模な流行があった記憶が新しいため、メディアが大きく取り上げています。医療従事者への感染確認や、交通インフラが未整備な地域での発生といった感染拡大の懸念材料が多く、その後の動向が強く注目されているため、話題になっています。