ベトナム中部地域では、南シナ海からの暖湿流の影響で記録的な大雨が継続し、甚大な洪水被害が発生しています。特に、27日にはフエ市で24時間に1,100mmを超える雨量を観測。これはフエ市の10月の月間平年雨量(約842mm)を一日で上回る規模です。この豪雨により、広範囲で大規模な洪水や浸水、土砂災害が発生し、多くの地域が孤立状態に陥っています。フエ市では2,000人以上が、また世界遺産であるホイアン旧市街からは約4万人の観光客が安全な場所へ避難しました。電力や通信網も寸断されるなどインフラへの影響も深刻で、軍や警察が救助活動にあたっています。今後も大雨が続く予報が出ており、さらなる被害拡大が懸念されています。