台風12号が鹿児島県本土を横断し、22日にかけて県内各地に甚大な被害をもたらしました。南さつま市の加世田川や鹿児島市の和田川など複数の河川が氾濫し、南さつま市と指宿市では8月の観測史上1位となる記録的な大雨を記録しました。
この影響で、県内で住宅の床上浸水が51棟、床下浸水が47棟、一部損壊が4棟の計102棟に上るなど、甚大な浸水被害が発生。特に南さつま市で多くの住宅が被災し、首まで水に浸かった女性が低体温症で搬送されるなど、人的被害も確認されました。また、道路の冠水や路肩の決壊、80世帯での一時断水、水没車両の発生など、交通インフラや生活基盤にも大きな影響が出ました。
台風は熱帯低気圧に変わったものの、その後も湿った空気の影響で局地的に非常に激しい雨が降り続き、新たな災害の発生や被害の拡大が懸念されています。自治体は被災地の復旧作業を進めるとともに、住民への注意喚起を続けています。