米動画配信大手ネットフリックスが直近の7~9月期決算を発表しました。売上高は前年同期比17%増の約1.7兆円を記録し、四半期として過去最高を更新しました。会員数の増加や広告収入、そして「今際の国のアリス」などの人気作品が好調を牽引しました。一方で、発表後の株価は下落。これは、ブラジル当局との税務問題を解決するために約6.19億ドルを支払った影響で、1株利益が市場予想を下回ったためです。同社は、自社コンテンツの知的財産(IP)を軸とした成長戦略を追求しており、動画の映画館上映や玩具展開など、多角的な収益拡大を目指しています。しかし、アナリストからは成長ドライバーの持続性に対する懸念も示されており、2025年の営業利益率目標が引き下げられるなど、好調な業績の中にも課題が浮き彫りになっています。