大相撲名古屋場所で、新入幕の東前頭14枚目・草野(24)が快進撃を見せ、中日時点で7勝1敗と優勝争いのトップタイに立っています。昨年夏場所で初土俵を踏み、十両を2場所連続優勝で通過するなど、わずか8場所目で幕内昇進を果たしたスピード出世力士です。その実力は審判部の九重副部長が「相撲の天才。技術的にはもう三役」と絶賛するほど。熊本県出身で、元競輪選手の父を持つ競輪一家に育ち、相撲でも「先行型」の熱い血を受け継いでいると評されています。本人は「まだ早い」と優勝争いには謙虚な姿勢を見せつつも、伊勢ヶ浜部屋の兄弟子である伯桜鵬や尊富士のように新入幕での活躍が期待されており、今場所の台風の目として大きな注目を集めています。新横綱大の里が早くも2敗となる中、草野の今後の取組から目が離せません。