フランス全土で大規模な反政府デモが発生しており、10日には約17万5千人が参加しました。デモの主な要求はマクロン大統領の辞任や政府による歳出削減案への反対で、生活費の高騰や公共サービスの削減に対する市民の強い不満が背景にあります。フランスでは2年足らずで首相が4人交代するなど政治の混乱が続いており、新たに就任したルコルニュ首相も初日から市民の反発に直面しています。首都パリではデモ隊と警察が衝突し、一部で催涙ガスが使用されたほか、飲食店が放火されるなどの混乱が発生。全国で470人以上が拘束される事態に至っています。今後も18日にさらなる大規模デモが予定されており、少数与党による政権運営における政治的・社会的な混乱が懸念されています。