新入幕ながら大相撲名古屋場所で優勝争いに絡む活躍を見せている草野関が、大きな注目を集めています。14日目には、東前頭14枚目の草野関(24)が安青錦関(21)を寄り切りで破り、3敗をキープしました。これにより、2敗で単独首位の琴勝峰関(25)と、3敗で追う安青錦関、草野関の3人に優勝争いが絞られました。千秋楽では、琴勝峰関が安青錦関に勝利すれば琴勝峰関の初優勝となりますが、安青錦関が勝った場合や、草野関が小結高安関に勝利した場合は、優勝決定戦、さらには三つどもえの可能性も残されています。
草野関は、すでに勝ち越しを決め、気持ちに余裕を持って相撲を取っており、「絶対に引かない気持ちでいった」と語る通り、攻めの相撲が光ります。伊勢ヶ浜部屋では昨年春場所で尊富士関が新入幕優勝を遂げており、草野関にも前例のない2場所連続十両優勝からの新入幕優勝という期待が高まっています。父親が元プロ競輪A級選手で、幼少期から競輪場で度胸を培ってきたという背景も、その強気の相撲に影響しているようです。