藤井聡太王位が、伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦七番勝負第3局で永瀬拓矢九段に勝利し、対戦成績を3勝0敗としました。これにより、王位防衛に大きく近づいています。もし防衛を果たすと、王位6連覇となり、タイトル通算獲得数は31期で渡辺明九段に並び史上4位の記録となります。23歳になったばかりの藤井王位は、約170人の現役棋士の中でもまだ若手でありながら、「大棋士」と称されるほどの圧倒的な実績を積み重ねています。彼の対局中のおやつや食事の注文もファンの間で大きな話題となるなど、その一挙手一投足に注目が集まっています。今後は9月に伊藤匠叡王との王座戦五番勝負、竜王戦での永世竜王資格獲得、さらには八冠再独占の可能性も控えており、将棋界の動向を占う上で藤井王位の活躍から目が離せません。