#ヤフーニュースココイチが“セレブ食”に?値上げ断行で過去最高益の戦略
「カレーハウスCoCo壱番屋」を運営する壱番屋が、5期連続増収、3期連続増益を達成し、今期は6期ぶりに過去最高益を更新する見込みです。この好業績の背景には、度重なる値上げがあり、現在一人当たりの客単価は約1200円に上昇しました。値上げにより客数は一時的に減少しましたが、客単価の増加がそれを上回り、既存店の売上高は平均6.4%増となり、値上げ戦略が成功した形です。一方で、消費者からは「もはやセレブ食」「もうちょい出せば焼肉に行ける」といった声や、ウーバーイーツでの「ココイチ離れ」も報じられています。客離れが起きなかった要因の一つとして、カレーを食べる年齢層の高い顧客(50代など)が「価格」よりも「味」を重視する傾向があることが挙げられます。壱番屋はさらなる成長戦略として、ラーメン店の買収や、アメリカ・グアムなど海外市場への積極的な展開を進めており、グアムでは客単価2900円を想定するなど、新たな収益源の確立を目指しています。
話題の理由
多くの人にとって身近な飲食チェーンであるココイチの価格が大幅に上昇し、「高級店化」している点に注目が集まっています。それにもかかわらず過去最高益を更新しているという、一見すると矛盾するような経営戦略の成功が、人々の強い関心を引きつけました。値上げによる客離れを乗り越え、いかにして利益を確保しているのかというビジネスモデルや、消費者の購買行動の変化といった経済的な側面が、広く議論されるきっかけとなっています。