ANAホールディングスが2024年2月に就航した新ブランド「エアージャパン」が、2026年3月末をもって運航を休止すると発表しました。フルサービスキャリアのANAと格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションの中間的な位置づけとして設立されたエアージャパンは、成田空港とソウル、バンコク、シンガポールを結んでいましたが、わずか約2年でその歴史に幕を閉じることになります。運航休止の背景には、世界的な航空機の機材不足、ロシア上空通過回避による機材・乗員必要数の高止まり、機材の受領遅延、エンジン部品供給不足といった要因があります。ANAグループは、これらのリソースを主力のANAブランドに集約し、高収益が続く長距離国際線の事業規模を拡大する方針で、今後はANAとピーチの「デュアルブランド戦略」へと転換します。