9月ペルセウス座ε流星群が、9月5日から21日の期間に出現します。極大は9月9日の午後9時頃と予測されており、その前後1~2日も観測のチャンスがあります。この流星群は8月に極大を迎える「本家」ペルセウス座流星群に比べて小規模で、極大時でも月明かりの影響を受けない場所で5個程度、影響を受ける場所では2~3個程度と、流れ星の数は少ないのが特徴です。特に2025年は9月8日が満月であるため、月明かりが強く観測条件は厳しいとされています。しかし、9月8日未明から明け方にかけて日本国内で皆既月食が観測でき、この時間帯は月が暗くなるため、流れ星を見られる可能性が少し高まります。「見られたらラッキー」という心持ちで、皆既月食の観測ついでに流れ星探しを楽しむのがおすすめです。