東日本大震災で行方不明となっていた岩手県山田町の当時6歳の少女、山根捺星さんの遺骨の一部が、震災から約14年7カ月を経て宮城県南三陸町で発見され、身元が判明したニュースです。2023年2月に建設会社が清掃作業中に発見した下あごの骨と数本の歯を、警察がミトコンドリアDNA型鑑定と、宮城県で初めて導入された「プロテオーム解析」によって特定しました。捺星さんは震災当時、自宅で津波に巻き込まれ行方不明になっており、今回の身元特定は震災行方不明者の発見としては2021年3月以来、約4年半ぶりとなります。遺族は、清掃作業関係者や警察の尽力に対し、感謝の意を表明しており、諦めていた中での連絡に「大変うれしい気持ち」とコメントしています。この出来事は、震災の記憶を改めて呼び起こし、長く苦しい時を経て家族の元へ帰ることができた少女への深い思いと、復興への願いを日本社会全体に共有させる大きな感動と衝撃を与えています。