2023年4月に和歌山市で発生した岸田文雄前首相(当時)への爆発物襲撃事件について、殺人未遂などの罪に問われた木村隆二被告(26)の控訴審判決が、2024年6月25日に大阪高裁で言い渡されました。大阪高裁(石川恭司裁判長)は、一審の和歌山地裁が下した懲役10年の判決を支持し、被告側の控訴を棄却。これにより、木村被告は懲役10年の判決が維持されることとなりました。弁護側は、被告に殺意はなかったことや法令適用に誤りがあることなどを主張していましたが、高裁はこれらの主張を退けました。この事件では、岸田前首相は無事でしたが、聴衆の男性2人が軽傷を負っています。一審判決では、被告が選挙制度への不満から要人を狙った動機や、民主主義の根幹である選挙活動を妨害した点が厳しく指摘されていました。