#frbFRB利下げも12月は不透明?パウエル発言で市場が反応
米連邦準備制度理事会(FRB)は、最新の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、主要政策金利を0.25ポイント引き下げ、誘導目標レンジを3.75~4.00%とすることを決定しました。これは2会合連続の利下げで、軟化する労働市場を支えることが主な目的です。同時に、2022年から行われていたバランスシートの縮小(ランオフ)を12月1日で終了すると発表しました。これにより、保有証券は2兆ドル以上削減され、バランスシート規模は2020年以来の低水準となっています。しかし、パウエルFRB議長は記者会見で、「12月の利下げは既定路線というにはほど遠い」と述べたため、市場が織り込んでいた次回の利下げ期待が後退。これを受け、NYダウは一時200ドルを超える下落を記録し、長期金利も上昇するなど、市場に動揺が広がりました。FRB内でも利下げのペースに関して意見の相違があることも指摘されています。
話題の理由
FRBの金融政策は、世界の経済や金融市場に極めて大きな影響を与えるため、常に高い注目を集めています。今回の利下げ自体は市場の予想通りでしたが、パウエル議長が次回の利下げに慎重な姿勢を示したことで、今後の金融政策に対する不確実性が高まりました。市場は12月の利下げをある程度織り込んでいたため、議長の発言は市場の期待を修正させる形となり、そのサプライズ感が多くの市場参加者や経済関係者の関心を引き、大きな話題となっています。