防衛省は、国内初となる長射程ミサイル「12式地対艦誘導弾能力向上型」を、3月末に熊本市の陸上自衛隊健軍駐屯地へ配備する計画を進めています。3月17日には、ミサイルの発射機などが公開され、木村知事や大西熊本市長、県市議会議員、地元の自治会関係者ら約100人に対し、防衛省九州防衛局が装備の役割や配備理由を説明しました。知事と市長は住民へのさらなる丁寧な説明を要望し、自治会関係者からは「住宅密集地への配備に疑問を感じる」との声も上がっています。健軍駐屯地の正門前では、配備に反対する市民団体が住民説明会の実施などを求め抗議活動を行う一方、賛成するグループも集まり一時騒然となるなど、地域社会で賛否が大きく対立しています。このミサイルは射程約1000キロで敵基地攻撃も可能とされ、南西諸島防衛の要として抑止力向上を狙うものです。