韓国の国民的俳優であるイ・スンジェさんが、11月25日未明に91歳(数え年)で逝去されました。1956年に演劇でデビューして以来、70年以上にわたる輝かしい俳優人生を送り、「韓国放送史の生き証人」とも評される大ベテランでした。ドラマ、映画、演劇とジャンルを問わず活躍し、出演作は140本以上に上ります。特に「愛が何だって」「ホジュン」などのドラマで名演技を見せ、近年のシットコム「思いっきりハイキック」シリーズや人気バラエティ番組「花よりおじいさん」では、「ヤドンスンジェ」「直進スンジェ」といった愛称で幅広い世代から親しまれました。昨年にはKBS演技大賞で歴代最高齢での大賞を受賞するなど、最晩年まで衰えぬ演技への情熱を見せました。昨年10月頃から健康問題を抱え、リハビリ治療を受けていましたが、その思いもむなしく旅立たれました。訃報を受け、多くのメディアが報じるとともに、共演者や一般のファンからは「信じられない」「長い間幸せをありがとう」といった悲しみと追悼の声がSNSなどに多数寄せられ、国民的な哀悼の波が広がっています。