元大関・若嶋津(本名:日高六男)さんが3月15日に肺炎のため69歳で逝去したニュースが注目を集めています。「南海の黒ヒョウ」の愛称で親しまれた若嶋津さんは、精悍な顔つきと豪快な投げで昭和の土俵を沸かせ、1984年には春場所で初優勝、名古屋場所で全勝優勝を果たしました。人気アイドル歌手の高田みづえさんとの結婚も世間の話題となりました。
引退後は二所ノ関を襲名し、日本相撲協会理事として角界の発展に尽力。2017年には頭部の怪我で一時意識不明となるも、妻や家族の献身的な介護を受けリハビリを続けていました。故郷を大切にし、弟子たちにも愛情深く接する人柄で知られ、多くの人々から慕われました。訃報を受け、現在開催中の大相撲春場所では、かつての弟子たちが師の教えを胸に土俵で奮闘する姿が報じられ、全国から追悼の声が寄せられています。