大相撲夏場所で、平幕の宇良関が好調を維持し、注目を集めています。11日目には、土俵際で「宇良バウアー」と呼ばれるえび反りで耐え、若ノ勝を逆転の肩透かしで下し、3場所ぶりの勝ち越しを決めました。続く12日目には、巨漢の藤凌駕関を鮮やかなすくい投げで破り、今場所2度目の4連勝。これで3敗を死守し、首位の霧島関と琴栄峰関を1差で猛追しています。現在33歳11カ月での初優勝を目指しており、実現すれば年長3位の記録となります。今年の初場所、春場所では負け越しを喫したものの、春巡業での熱心な稽古が実を結び、本来の圧力と柔軟な動きを取り戻しました。小兵ながらも多彩な技と粘り強さで観客を沸かせ、混戦が続く賜杯争いのダークホースとして、その動向に熱い視線が注がれています。