第二次世界大戦中、旧日本軍がインド北東部で敢行した「インパール作戦」の犠牲者を追悼する式典が現地で開催されました。この作戦は補給が途絶え、飢えやマラリアなどでインド国内だけでも日本兵約3万人が命を落とした過酷な戦いとして知られています。戦後80年の節目に合わせ、小野啓一駐インド大使が慰霊碑に献花し、「戦争はすべてを奪い、何も与えない」と平和への誓いを述べました。現地には日本の支援で建設された平和資料館があり、日本兵の遺留品や、戦闘に巻き込まれた住民の記録が展示され、戦争の悲惨さを伝えています。資料館の館長や、当時避難を強いられた住民の証言からは、戦争が地域社会にもたらした壊滅的な被害と、悲劇を語り継ぎ、平和と和解の場とすることの重要性が語られています。