12月3日午前10時20分ごろ、宮城県内の東北新幹線くりこま高原駅から古川駅間を走行中の「はやぶさ・こまち12号」の運転士が、線路内に迷い込んだ白鳥を発見し、緊急停車しました。JR東日本によると、この白鳥を保護するため、仙台~くりこま高原駅間の上下線で一時的に運転が見合わせられました。約40分後に運転は再開されましたが、この影響で上下線合わせて3本の列車に遅れが生じ、約1300人から1350人の乗客に影響が出たとのことです。幸いにも、車両と白鳥との接触はなかったことが確認されています。高速で走行する新幹線が、線路内の白鳥によって一時停止するという珍しい出来事として、多くの人々の注目を集めました。