7月に行われた参議院選挙の開票作業で、東京都大田区が約2600票の無効票を水増ししていた問題が発覚しました。原因は、不在者投票数を誤って二重に計上したことによる投票総数と実際の投票数の食い違いを、現場の区職員が白票を水増しすることでつじつまを合わせたものです。この不正は、選管事務局長が問題を把握しながら約2週間にわたり区幹部への報告を怠り、SNSの指摘によって発覚しました。鈴木晶雅区長は記者会見で「区民の信頼を揺るがす結果」と謝罪。区は選挙結果への影響はないとして再点検は行わない方針ですが、関係職員の処分と第三者委員会設置による再発防止を表明し、公職選挙法違反の可能性から警視庁に相談しています。過去にも全国で同様の不正が相次いでおり、選挙事務の適正化が求められています。