米国の人気テレビホスト、ジミー・キンメルが、保守系活動家チャーリー・カーク殺害事件に関する番組での発言を巡り、自身の番組「Jimmy Kimmel Live!」が無期限の放送中止となりました。キンメルは、カークの殺害について、容疑者がトランプ支持者「MAGAギャング」の一員であるかのように示唆し、トランプ大統領や共和党が事件から政治的得点を得ようとしていると批判しました。特に、トランプ大統領がカークの死を悼む質問に対し、ホワイトハウスのボールルーム改築について語ったことを皮肉る場面もありました。しかし、FBI当局者やユタ州知事は、容疑者タイラー・ロビンソンが「左翼イデオロギー」を持っていたと発表しており、キンメルの発言とは異なる見解が示されていました。これに対し、番組を放送するABCの系列局を多数所有するNexstar Media Groupは、キンメルのコメントを「不快で無神経」と強く非難し、無期限の放送中止を決定。連邦通信委員会(FCC)の議長も、キンメルの発言が「公共の利益」に反する可能性を指摘し、ABCとディズニーに規制措置を示唆していました。この事態は、言論の自由、政治的分断、メディアの責任、そして放送局と政府機関の関係について、米国内外で大きな議論を呼んでいます。