カンボジアを拠点とした特殊詐欺事件で、日本人男女29人が逮捕されました。警察官などを名乗り、「マネーロンダリングに関与している」といった嘘の電話で現金をだまし取る手口で、数か月間で約14億円を詐取していた疑いが持たれています。逮捕された容疑者らはSNSなどで勧誘されてカンボジアへ渡航し、現地で一日中、詐欺電話をかけ続けていたとみられています。グループは中国人の管理下で活動し、新しいメンバーにはマニュアルを暗記させ、通話は全て録音し、毎日の反省会で詐欺の成功率を高める工夫をしていたことが明らかになっています。この大規模な詐欺拠点は今年5月にカンボジア当局によって摘発され、全員が日本に移送・逮捕されました。警察は、海外を拠点とする詐欺グループの全容解明を進めています。