NHK連続テレビ小説『あんぱん』が最終回を迎え、国民的キャラクター「アンパンマン」の生みの親であるやなせたかし夫妻(今田美桜、北村匠海)の波乱に満ちた半生を描いたことで、高い注目を集めています。全話平均視聴率16.0%を記録し、前期作『おむすび』と比較して「成功作」と評価されました。特に、主人公のぶが抱える「何者にもなれなかった」「赤ちゃんを産むこともできなかった」という深い葛藤や、戦時中の軍国教育への関与、その後の贖罪意識が丁寧に描かれ、視聴者の胸を打ちました。最終週では、アンパンマンのテレビアニメ化が実現するまでの舞台裏が描かれ、主題歌の歌詞に込められた作者の想いや、テレビ局からの修正指示にやなせ氏がどう対応したかという史実も話題となりました。次作『ばけばけ』への期待とともに、『あんぱん』の成功からの反動を不安視する声も聞かれます。