オウム真理教の後継団体「アレフ」に対し、公安審査委員会は団体規制法に基づく再発防止処分を半年間延長する決定を下しました。これは、アレフが活動実態の一部報告を長期間行っていなかったためで、全国16か所の施設使用や寄付金受領の制限が継続されます。特に注目されるのは、麻原彰晃元死刑囚(本名:松本智津夫)の次男と妻が、アレフの「役職員」であると初めて認定された点です。次男は2014年頃から儀式を執り行い、幹部に意向を伝え主導的な立場にあったとされ、妻も多額の金銭を受け取り、会合で発言していたことが認定理由とされています。一方、公安調査庁が求めていた12の都道府県での土地や建物の新規取得禁止処分は認められませんでした。この決定は、無差別大量殺人事件の再発防止を実効性のあるものとすることが目的とされています。