東日本大震災から15年を迎えようとする今年、アイドルグループ「泡沫パーティーズ」の宮原あこさんが、当時小学生で被災した経験と、長年苦しんだPTSD(心的外傷後ストレス障害)について初めて明かしました。津波で校庭が浸水する状況や避難所の過酷な生活、さらには被災直後の孤独な入院経験がPTSDの引き金となり、震災を想起させる「緊急地震速報」の音、防災授業、復興応援ソングなどがトリガーとなって、過呼吸や涙が止まらない症状に苦しんだといいます。毎年3月11日は仕事も断り、外出も避ける日々が続いていましたが、2023年のWBCで、自身も被災経験のある佐々木朗希投手が3月11日に登板したことに勇気をもらい、転機が訪れました。これを機にPTSDの症状が落ち着き始め、現在は避難訓練や追悼行事にも参加できるようになり、初めて震災関連の取材も受けました。宮原さんは「災害を軽視せず備えてほしい」「会いたい人を大事にしてほしい」と、被災者としての使命感からメッセージを発信しています。