終戦間近の1945年8月9日と10日、宮城県女川湾は米英連合軍による激しい空襲に見舞われました。この「女川空襲」から80年となる節目に、女川町で慰霊祭が執り行われ、軍人158人、住民ら合わせて200人以上が犠牲になったとされる惨劇が追悼されました。慰霊祭では、当時20歳で女川に赴任し空襲を経験した元通信兵の川村孝太郎さん(100歳)が「大人と子どもの戦争みたいだった」と当時の状況を証言し、命ある限りの慰霊と平和への願いを語りました。また、駆潜艇に乗船し負傷しながらも生還した井出三郎氏の長女、秋元美代子さん(71歳)が父親の手記を朗読。「父の命が繋がったから私がいる」と命のつながりへの感謝と共に、戦争の悲惨さを訴えました。さらに8月10日には、沖合の江島でも民間人19人が犠牲となる空襲があり、戦争の悲劇を後世に伝えることの重要性が改めて強調されています。