太陽系外から飛来した観測史上3例目の恒星間天体「3I/ATLAS」が、NASAによる新たな画像の公開を受けて大きな注目を集めています。火星周回探査機や探査車「パーシビアランス」によって撮影された画像が公開され、その組成解析が進められています。この天体は12月に地球に最接近する可能性があり、その動向が注目されています。特に、インターネット上では「宇宙人」や「エイリアン」の関与を疑う起源説が広がり、リアリティー番組のスターであるキム・カーダシアンさんや一部の連邦議会議員、ハーバード大学の研究者までが関心を示す事態に。NASAはこれらの憶測を否定していますが、ハーバード大学のアビィ・ローブ教授は過去の恒星間天体「オウムアムア」の時と同様に、人工物の可能性も排除すべきではないと主張しており、科学界と大衆の議論を呼んでいます。