タイ・バンコクの人気動物園「サファリワールド」で、2023年9月10日、ライオンの群れが飼育員を襲撃し、死亡させる痛ましい事故が発生しました。午前11時頃、観覧客が乗ったサファリ車両がライオンのいる区域に停車中、管理者級の飼育員(58歳)が地面に落ちた物を拾うために車両を降りたところ、背後からライオンに襲われました。その後、他のライオンたちも加わり、約15分間にわたり攻撃され続けました。観光客たちは車のクラクションを鳴らすなどしましたが、近づくことができず、ただ見守るしかなかったといいます。駆けつけた動物園の管理者らがライオンを追い払ったものの、飼育員は重傷を負い、病院へ搬送後に死亡が確認されました。動物園側は運営40年で初の事故とし、遺族に哀悼の意を表するとともに、再発防止策を強化するとして、ライオンやトラのいるワイルドアニマルゾーンを一時閉鎖しています。国立公園・野生動物・植物保護局は、ライオンが餌を食べている最中で、1頭の機嫌が悪く攻撃したと推測しています。